歯医者さんからのアドバイス|歯周病予防|歯槽膿漏におすすめの歯磨き粉

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歯磨き粉は必要なの?
先生、本当のところを教えて!

正直なところ、歯磨き粉の必要性ってなんなのでしょうか?
逆に歯磨き粉を使わない選択肢もあるのでしょうか?

歯科医の先生の回答をまとめてみましたので参考にしてみてください。

歯科医の先生の答え

細見歯科医院:細見先生の回答
回答日時:2016-05-17 11:22:30

歯磨き粉は必要だと思います。

なぜかというと、虫歯を予防するためにはフッ素が必要だと考えるからからです。
フッ素の効果を比較的簡単に得るのは歯磨き粉が一番だと考えます。

 

ネクスト・デンタル(文京区・湯島)櫻井先生の回答
回答日時:2016-05-17 12:12:43

歯磨き粉(歯磨剤)は使用することをおすすめします。
ただし、どのような歯磨き粉を選ぶかは考える必要があります。

最近はそういうことは少なくなりましたが、
昔は歯磨き粉に研磨剤が多く入っていたため「歯の表面をを削ってしまう」と言われていた時代があります。

最近は研磨剤でも低い研磨機能の歯磨き粉が開発されきています。
(タバコのヤニを取る、ステインを除去を取る歯磨き粉は入っていることが多いですが)

それから、顆粒入りの歯磨き粉は当院ではおすすめしていません。
理由は歯茎に良くないとされているかからです。

 

アキバ歯科 矯正歯科(港区六本木)秋馬先生の回答
回答日時:2016-05-17 15:29:47

歯磨き粉についてですが、
私の考えは、ドラッグストアで売っている一般的な安い歯磨き粉はおすすめしていません。

一般的な200円、300円位のペースト状の歯磨き粉の成分には、発泡剤や研磨剤、すっきり感を出すための香味剤が入っています。

プラークの汚れそのものは、歯ブラシやフロスから直接でないかぎり取り除くことができないので、研磨剤はプラーク除去には直接関係ありません。
また、発泡剤や香味剤では、磨いた感、を出すためであることがほとんどです。

歯磨き粉はジェル状のものなら研磨剤は入っていません。発泡剤も入っていないのがほとんどです。

私自身は、2段階の歯磨きをしています。
歯ブラシで歯全体をブラッシングして、そのあとジェル状の歯磨き粉でもう一度歯全体を軽くブラッシングします。

 

ノア デンタルクリニック・ホワイトエッセンス(岐阜市)渡辺先生の回答
回答日時:2016-05-17 15:49:21

歯磨き粉については、
いろいろな噂から学術的な話までたくさんあるため、なにを判断基準にするかにもよります。
もっとも最近の学術的な話をさせていただくと、「歯磨き粉(歯磨き剤)は推奨」されています。

歯磨き粉については、これまでの研究からフッ化物(フッ素)による虫歯の予防効果など総合的な面からも推奨されています。
これは子供用の歯磨き粉についても同様です。

もちろん、「それでも私は使いたくない」という方もおられるかと思いますし、それはそれでよろしいかと思います。
ただやはり虫歯を予防するという観点からいうと、歯磨き粉を使わないでその効果を得るなら、普段の食事からかなりの糖分の制限が必要になってきます。
その場合は、歯磨き粉の代わりにフッ素入りの洗口商品を使う方法もあります。

それから、虫歯になりやすいかどうかは、個人差がありますので、
もし、「私は虫歯になりにくい」という方であれば、特段なにか特別な対応は必要ないのかなと思います。
その場合はあえて言うなら「念のための予防として推奨」といえるのではないでしょうか。

 

ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)森川先生の回答
回答日時:2016-05-18 00:05:39

歯磨き粉の役割とは?
フッ素成分が入っているものであれば虫歯予防になります。

歯磨き粉は使わなくてもいいのか?
フッ素をすでに歯磨き以外で使っている場合もしくは、すでに十分な量を摂取できているという場合は必要ありません。

しかし基本的には日常生活においては歯磨き粉は使うことをおすすめします。
虫歯予防という観点だけを考えるならば、歯磨き粉にフッ素が入っているだけでかまいませんので、フッ素入りの歯磨き粉を使ってください。

子供が歯磨き粉を使うときの一つの基準としては、
まず大前提として、フッ素入りの歯磨き粉を使ってもらわないことには意味がないですので、味を基本に選んでもらうのもいいかと思います。

 

【最新版】正しい歯の磨き方で
歯周病予防・歯槽膿漏・虫歯対策

正しい歯の磨き方については、
日本歯科医師会:小山茂幸先生(常務理事)の最新版のアドバイスを、一部抜粋ですが紹介します。

小山茂幸先生:
毎日の習慣になっている歯磨きですが、習慣化している分、ともすると「自分流」になってしまいがちです。

それではどうすれば、歯周病予防、歯槽膿漏、虫歯対策には、どのような正しい歯の磨き方が効果的なのでしょうか。

歯垢(プラーク)が付きやすい場所は

歯と歯の間

歯と歯茎の境目

奥歯の噛み合わせの部分

歯並びがでこぼこしている部分

などです。

口の中の狭いところに歯垢(プラーク)が付くと、そこに住み着いている細菌が食べ物のかすを分解します。
その分解途中で歯を溶かす作用が生まれます。

歯周病、歯槽膿漏は、歯垢(プラーク)の中の細菌が原因で、歯茎に炎症がおこることで発生します。
予防対策には歯垢(プラーク)をしっかりと取り除いておくことが大切です。

正しい歯の磨き方のポイント
歯ブラシについて

正しい歯の磨き方のポイントのひとつは、
歯ブラシについてです。

歯ブラシは植毛されている「ヘッド」の大きさや、ブラシの形状、毛の太さによって効果が違ってきます。

毛が太い歯ブラシは毛が細い歯ブラシに比べて歯垢(プラーク)を取り除く効果は高いですが、隙間が狭いところには歯ブラシが届きません。

また、ゴシゴシと強く磨くと歯茎(歯肉)などを傷つける可能性も大きくなります。

正しい歯の磨き方のポイント
歯磨き粉について

歯磨き粉(歯磨き剤)は歯ブラシとともに働いて歯垢(プラーク)などを落とします。

さらに、歯磨き粉に配合されたフッ素などの薬用成分が歯の表面などにとどまり歯の健康を保つのに役立ちます。

唾液中の細菌の数は毎回の食事の後と、寝ている間に増えます。

そのため、歯磨きをするタイミングは、寝る前と毎食後すぐ、が効果的です。

正しい歯の磨き方のポイント
ブラッシング

奥歯の溝は小刻みに振動させる

奥歯をかむ面の溝に歯ブラシの毛先をあてて、小刻みに振動させて磨きます。
丁寧に動かしブラッシングをして、歯垢(プラーク)をしっかりと取り除きましょう。

毛先が広がらない程度の力で直角に

歯の表と裏側に歯ブラシの毛先を直角に当てて往復運動を行います。
歯と歯茎の境目、歯と歯の間にきちんと当てることがポイントです。
毛先が広がらない程度の力で1~2本ずつ磨きましょう。

デンタルフロスで
巻きつけるようにこする

歯と歯の間にデンタルフロスを使用します。
デンタルフロスとは、弾力性のある繊維の束の事を言います。

歯ブラシの毛先が、届きにくい歯と歯の間にくっついた歯垢(プラーク)をかき出すのに効果的です。
歯と歯の間に通すだけでなく、葉に巻きつけるようにして、歯の表面を2~3回上下にこするがポイントです。

歯ブラシだけでは歯垢(プラーク)の60%程度しか落とすことができないのですが、
デンタルフロスを併用することで80%が除去できるとの報告もあります。

なお、歯と歯が接しているコンタクトポイントを通すときは、
少しきつい感じがしますが、勢いよく通してしまうと歯茎を傷つけてしまうことがありますので注意しましょう。

正しい歯の磨き方のポイント
歯周病(歯槽膿漏)予防

歯茎との境は45度の角度で磨く

歯周病(歯槽膿漏)は
歯と歯茎の溝から進行します。

歯ブラシが歯茎に届いているか、鏡で確認することがポイントです。

歯の表側の磨き方のポイントは、歯と歯茎の境に歯ブラシの毛先を45度にするように当てて、弱い力で細かく振動させます。

奥歯の裏の磨き残しに注意!

奥歯の裏側も、歯の表側と同様に、歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先を45度になるように当てて、弱い力で振動させましょう。
前歯の裏側は、歯ブラシをタテに使います。
奥歯は磨き残しをしやすい場所ですので、入念に行いましょう。

歯間ブラシは
内側と外側から使いましょう

歯と歯の間の隙間のある部分には歯間ブラシを使いましょう。
歯茎を傷つけないようにして、ゆっくりと斜めに挿入し、その後、水平にして歯間にあわせて2~3回往復させて清掃しましょう。
奥歯は内側と外側の両方から使うと効果的です。

参考日本歯科医師協会ホームページ

いかがだったでしょうか。
正しい歯の磨き方を身に付けることも大事なので意識していきましょう!

 

Bru-nO / Pixabay

歯周病(歯槽膿漏)予防について最近よく聞かれる質問4つ紹介

ここ最近でよく出る質問4つについて、
同じく日本歯科医師会:小山茂幸先生の最新版のアドバイスを紹介します。

お茶を飲めば虫歯にならないの?

飲むお茶によっては比較的多くのフッ素が含まれているというところから、
お茶を飲んでいれば虫歯にならない、と言われているようです。

フッ素は、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑え、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化で歯を修復し、
歯の表面を酸に溶けにくくするなどの多彩な働きをします。

お茶の中には微量のフッ素が含まれていることは事実ですが、あくまでも微量であり過大な期待はしないほうがよいでしょう。
また、魚や海草などの海産物にもフッ素は含まれていますが、同様に過大な期待は禁物です。

歯周病(歯槽膿漏)は心臓疾患や糖尿病にどれくらい関係するの?

正しい歯磨きの効果は、虫歯や歯周病(歯槽膿漏)を防いで、口腔内を清潔に保つだけにとどまりません。

歯周病(歯槽膿漏)があると、歯茎(歯肉)の中に歯周病菌が浸入してそこから血管に入り込むと、
その菌が心臓の血管や弁、内膜に取り付いて心臓疾患のリスクが増すといわれます。
また、脳卒中の危険も増します。

重度の歯周病(歯槽膿漏)がある場合には、
インスリンが効きにくくなるなどして糖尿病が悪化する恐れもあります。

それから、妊婦さんの場合、歯茎に炎症があると、歯周病菌や炎症の産生成分が血液に入って、早産や低体重児出産の危険性を高めることも分かってきました。

歯周病の予防や治療は、全身のさまざまな病気の予防や治療に役立つことにもなり、健康な生活を送るために大切です。

歯磨きをした後のうがいは何回?

結論からいうと、
ごく少量の水で1回だけにして、さらに、その後はしばらく飲食はしないようにしましょう。

なぜかというと、何度もうがいをすることによりフッ素が流れて薄くなってしまうことと、
飲食をしないことにより再石灰化効果が高まるといわれているからです。

虫歯は、いわゆる虫歯菌が糖を食べて酸をつくり、これが歯の成分であるアパタイトを溶かすことにより起こります。
虫歯になりかけの時にフッ素を含む歯磨き粉を使うと、虫歯の修復(再石灰化)が促進されます。
これが、虫歯予防にはフッ素入り歯磨き粉が良いといわれるゆえんです。

歯ブラシの交換は1ヶ月1本を目安に

最近よく聞かれますが、
歯ブラシの交換時期の目安ですが、1ヶ月に1本の交換を推奨しています。

歯ブラシは毛先が開いてしまうと、歯に正面から当たりにくくなり、効果的に歯垢(プラーク)を落とすことができなくなります。

毛先が開くと、開いていない歯ブラシにくらべて、歯垢(プラーク)の除去率は63%まで低下するという報告もあります。

また、毛先が開いていなくても、長い期間使用することにより歯ブラシの毛に弾力が無くなり汚れの落ち具合が低下してしまうのです。

なお、歯ブラシは、使用後は、流した水で汚れをよく落として、風通しのよいところでヘッド(毛先)を上にして保管しましょう。

 

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